福岡県防災ホームページ Fukuoka Disaster Prevention Information

福岡県防災ハンドブック

福岡県防災ハンドブックを作成しました

近年、平成28年(2016年)熊本地震や平成29年7月九州北部豪雨など大規模な災害が発生しています。災害は、とき・ところ・ひとを選びません。被害を最小限に抑えるためには、日頃から防災意識を持ち災害に備えるとともに、地域ぐるみで防災体制を確立していくことが重要です。

この『福岡県防災ハンドブック』には、災害に関する基本的な知識に加え、災害時の留意点や水・食料の備蓄方法など「自助」「共助」に役立つさまざまなノウハウを掲載しています。
また、過去の災害の記憶を日々の防災につなげていただくため、近年発生した大規模災害の記録や体験談を「教訓編」としてまとめています。
この防災ハンドブックを「災害の備え」として、家庭や地域における防災力の強化にお役立てください。

<改訂について>
県では、平成30年7月豪雨等の災害から得られた教訓などを追加し令和2年2月に改訂版を作成しました。

<一部修正について>

令和3年5月20日施行 災害対策基本法等の一部改正に伴い、下記のページについて修正を行いました。

p.26 災害から避難するタイミング

閲覧方法

『福岡県防災ハンドブック』は以下の方法で読むことができます。

ブラウザ版で読む

お手持ちのパソコンやスマートフォンで閲覧できます。以下のボタンをクリックして、ご覧ください。

PDFで読む

PDFで閲覧できます。各テーマごとに分割して掲載していますので、必要な部分からご覧いただくことも可能です。
パソコンなどにダウンロードして、ご活用ください。

1. 防災の基礎を学ぶ

災害による被害を減らすためには、災害を正しく理解し、日頃から適切に備えることが重要です。この基礎対策編では、まず、各家庭で取り組みたい基本的な防災・減災対策について紹介しています。そのうえで、地震や風水害など個別の災害ごとに、発生の仕組みなどに関する「基礎知識」、発生時に身を守るための「対応」について説明しています。本編を参考に、具体的な防災・減災対策を始めましょう。

2. 災害に備えた備蓄

大規模災害が発生すると、水や電気などのライフラインは停止し、流通機能もマヒします。このような事態を想定し、食料や水、生活用品など、災害時に必要になる物を普段から備えておく必要があります。ただし、どのような物品を、どれだけ備えるかは、家族構成や所属する組織によっても異なってきます。この備蓄対策編では、家庭や組織における備蓄の考え方や基本的な備蓄品の例を紹介します。

3. 要配慮者の防災対策

「要配慮者」とは、病気や障がいなどで災害から身を守ることに何らかのハンディキャップがあり、周囲の支援が必要になる人たちです。災害が発生すると、こうした人たちに被害が集中する傾向があります。要配慮者の被害を最小限にくい止めるためには、家族や地域住民による積極的な支援が欠かせません。地域全体で協力して、要配慮者を災害から守りましょう。

4. 避難生活

大規模災害では、ライフラインの停止などにより、避難生活が長期化する可能性があります。自宅が危険な状態になった場合には指定避難所に避難しますが、車の中で寝泊まりしたり(車中泊避難)、被災を免れた自宅で避難生活を送ったりすることもあります(在宅避難)。避難生活は不自由で困難なものです。1日も早く災害前の生活を取り戻すために、被災者同士で積極的に助け合いましょう。

5. 勤務先での防災対策

大規模災害は、事業所の経営にも大きな損害を与えます。災害による損害を最小限に抑え、被災後も事業を継続することは、従業員の雇用を守り、地域社会の復興を早めることにつながります。日頃から職場の安全対策に取り組み、被災後の事業継続計画(BCP)を立てておくことが重要です。従業員の生命を守り、事業と組織を守るために、事業所をあげて防災・減災対策に取り組みましょう。

6. 都市型災害対策

人口が集中する都市部で大規模災害が発生すると、被害が甚大となるおそれがあります。電気・通信などのライフラインの停止や交通機関の乱れは、社会生活にも大きな影響を与えます。通勤圏である都市近郊にベッドタウンが作られたことで、発災時には多数の帰宅困難者が発生する可能性があるなど、都市特有の防災上の課題も存在します。都市型災害に備える正しい知識を身につけましょう。

7. 過去の災害から学ぶ

 近年、県内では、平成29年7月九州北部豪雨や平成28年(2016年)熊本地震などの大規模災害による被害が相次いで発生しています。また、過去には、西日本大水害や福岡県西方沖地震などの災害も経験しました。
この教訓編では、これまでに県内で発生した主な災害の概要を振り返るとともに、平成29年7月九州北部豪雨、平成28年(2016年)熊本地震、平成30年7月豪雨、大阪府北部地震、平成30年北海道胆振東部地震の被災者の体験談を紹介しています。過去の災害を教訓に、災害の危険は常に身近に潜んでいること、災害による被害を最小限に抑えるためには日頃からの備えが重要であることをしっかりと認識しましょう。

福岡県防災ハンドブック(全ページ)


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電子書籍で読む

「福岡県防災ハンドブック」の電子書籍について、次の電子書店において取り扱っております。 無料でダウンロードすることができますので、あらかじめスマートフォンやタブレット端末等にダウンロードしておけば、災害時にもインターネットに接続せずに読むことが可能になりますので、ご活用ください。

  • 配信開始日は各書店により異なります。あらかじめご了承下さい。
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