■地震に備えて建物の耐震化と家具の固定をしましょう!■
〜 地震から命を守る!今すぐできる地震対策 〜
平成23年2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチでM6.3の地震が発生し、建物が倒壊して多くの命が失われました。
福岡県内にも、地震の原因となる活断層が、確認されているだけでも複数あります。まだ見つかっていない未知の活断層もあると考えられています。
地震はいつ、どこで起こってもおかしくありません!
地震の死因の大半が建築物の倒壊や倒れてきた家具による圧死・窒息死です
命を守る地震対策を始めましょう!
1 建物の耐震化
昭和56年以前に建築された建物は耐震性があるかどうかわかりません。地震のときには簡単に倒壊する可能性もあります。
まずは耐震診断アドバイザー制度などを利用して、建物に耐震性があるかどうかを確認する「耐震診断」を行いましょう。
補強が必要と診断された場合は、耐震補強を行いましょう。
※福岡市、北九州市、久留米市には耐震補強に対する助成制度があります。
※耐震補強を行った場合は所得税や固定資産税が減額される「耐震改修促進税制」があります。
・耐震診断アドバイザー制度のご案内(福岡県)
・北九州市の耐震改修補助制度
・福岡市の耐震改修補助制度
・久留米市の耐震改修補助制度
・耐震改修促進税制
所得税の控除(国税庁) ※適用は北九州市及び福岡市のみ
固定資産税の減額・・・お住まいの市町村にお問い合わせください
・平成22年度 建築物耐震改修セミナーのご案内
2 家具の固定
地震が発生すると、タンスや冷蔵庫などの大型家具が倒れてきたり、テレビや電子レンジなどの家電製品も落ちたり飛んだりすることがあります。
寝室や居間など、いる時間が長い部屋を中心に、家具の固定を行いましょう。
・地震による家具の転倒を防ぐには−あなたが守る家族の安全(総務省消防庁)
・震度6強体験シミュレーション(内閣府)
・家具転倒実験動画集(名古屋大学福和研究室)
・地震の実験映像(Eディフェンス)
(下の方に地震時の高層建物の家屋内部の実験映像(2008年1月)、昭和56年以前建築の住宅の実験映像(2005年11月後半)があります)